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家庭で出来る学力アップのお話⑤

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ご家庭で出来る学力アップのお話⑤~いいとか悪いとか判断しない~

 アリさんのお話をご存知でしょうか。
アリさんは全体で、よく働くアリが2割、普通に働いているアリが6割、さぼっているアリが2割となっています。
そしてなんと2割のよく働くアリが全体の8割の食料をもってくるそうです。

そこで、全体をよく働くアリだけで構成するとどうなるのか。なんと、そうすると今まで全員がよく働いていたのに、やはり2割がよく働き、6割が普通に働き、2割がさぼるようになるそうです。
では逆に、さぼっているアリだけにするとどうなるのか。なんと不思議なことに1部が働き始めて、2割がよく働き、6割が普通に働き、2割がさぼったままになるそうです。

ウィキペディアによると、北海道大学の長谷川先生という方の研究だそうです。

「一見さぼっているように見えるアリの存在が、アリのコロニー全体の存続に大きな役割を果たしている。一生ほとんど働かないアリもいるが、そのようなアリがいる一見非効率なシステムがコロニーの存続には必要」とのことです。
なるほど、こうなるとやはり全体で一つということなんだなと思うのです。

確かに、お父さんは完璧によく働き、お母さんは完璧に家事をこなし、子どもは完璧に勉強をする、なんかそんなことが一番いいのでは、とも思いがちですが全然違うということですね。生物学的には。
みんなが完璧だと、全員が同時に疲れ果ててしまい、長期的にはその組織は存続できなくなることが分かっているそうです。

だから、いいとか悪いとか判断しないということです。言い換えれば、いいとか悪いとかないということですね。さぼっているように見えてもそれは「役割を果たしている」ということだからです。
しかも、それが本人の都合でというより、あえて組織全体のためにさぼっているといえるからです。


驚愕の事実ですよね。私がこの話を知ったのはもうずいぶん前になりますが、驚愕でした。

私としてはよく働く2割のアリのつもりでいましたので(笑)、全体の8割の食料をもってきてその私の恩恵をうけてみんなが過ごしている姿をみると「もっと働けよ!」とツッコミたくなる気持ちが満載でした。しかも何か損をしている気持ちにもなっていたのです。前職の会社でもそんな気持ちはありましたね。人の倍は働いて、結果出して、給料が同期より少し上なくらいなら、仕事が半分で結果出さなくてよくて給料が少ししか下がらないならその方がいいや、と思ったことがありました。違ったんですね。役割だったのです。

でも私たちはアリではなく人間です。言葉がつかえます。組織全体で役割が決まる際に、それぞれの得意分野で人に任せてそれでいいということですが、役割を変えることもできると思うのです。
先の働かないアリでも、他のアリが働かなくなったら働き始めます。役割が回ってきたからです。つまり状況的にそうなったわけですが、もっと早いのはコミュニケーションをお互いにとって、お互いの役割を認めつつも希望や願いを伝えて役割を変更していってもいいと思うのです。そこで大事なのはいいとか悪いとかは判断しないでコミュニケーションを取りながら自分は淡々と目の前の役割を果たしていく、これが全体のためにも大事だったということですね。もしお子さまがさぼっているように見える姿を見ても心が動きませんように、願いを込めて。そういう見方もありますよ、というご紹介でした。
山根

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