ご覧いただきありがとうございます。
フレンズアップ事務の鷲尾です。
10月に入り、朝晩の空気がずいぶん秋らしくなってまいりました。
中3生の皆さんは2学期中間テストを終え、いよいよ内申点が確定する期末テストに向かう時期になりましたね。

「1学期の成績から、2学期でどのくらい変わるのかな」
「中間テストが思うようにいかなかったけれど、ここから挽回できるかな」
「親として、何をしてあげたらいいのだろう」
私自身、3人の息子を育ててきた母として、やはりこの時期はいつも以上に子どもの成績が気になってしまい、
「もう少し頑張ってほしいのにスマホばっかり見てる…」「このままで大丈夫なの!?」と不安な気持ちで過ごしたこともありました。

振り返ってみると、応援したい気持ちはあるのに、心配が先に立って、つい言葉が強くなってしまったり💦
当時の我が家は、受験生よりも親の私の方が心配してしまい「つい小言を言わずにはいられない」状態だったなぁと反省しています。
私はフレンズアップの事務員として日々のご案内や裏方の仕事をするなかで、受験期の子どもたちは、私たち大人が思っている以上に不安を抱えながらも頑張っているということをひしひしと感じています。
そこで今回は、フレンズアップが2009年以降に蓄積してきた記録から、中学3年生159名の「1学期から2学期にかけての内申点の変化」を集計してみました。

数字をご紹介しながら、内申点を上げるために大切なこと、そしてご家庭でできる応援について、一緒に考えていけたらと思います。
■ まずは結果から!159名の内申点はどう変わった?
今回集計したのは、1学期から2学期にかけての内申点の変化です。
結果は、次のとおりでした。

- 内申点が上がった生徒:105名(66.0%)
- 内申点が変わらなかった生徒:30名(18.9%)
- 内申点が下がった生徒:24名(15.1%)
なんと、159名のうち約3人に2人が、2学期に内申点を上げていました!
こうして数字で見ると、頑張りが結果につながった生徒が多くいたことが分かります。
一方で、内申点が変わらなかった生徒や、下がった生徒もいます。
同じ中学3年生でも、結果は一人ひとりで違うものになりました。
ちなみに、内申点が上がった105名の内訳を見ると、
👑 1点アップ:40名
👑 2点アップ:30名
👑 3点以上アップ:35名
という結果でした。
+3点以上の大きな上昇も、全体の約2割にあたります。
そして私が改めて感じたのは、+1点、+2点の積み重ねにも、大きな意味があるということです。
一つひとつの評価を丁寧に積み上げた子が、いちばん多かったのです。
では、内申点が上がった生徒たちには、どのような傾向が見られたのでしょうか。
■ 内申点が「伸びた」子に共通していたこと

①志望校がはっきり決まっていて、中間テストで結果を出した
+3点以上上がった35名は、志望校が明確でした。中間テストで5教科450点以上や、学年トップクラスの成績を取った子もいます。「ここに行きたい!」という明確な思いが、勉強の質を変えたのだと思います。
②夏の勢いを、2学期までつないだ
+1点(40名)、+2点(30名)の子たちは、夏期講習で身につけた学習のリズムを、2学期まで保てていました。夏の頑張り+継続力が、2学期の結果として表れた形です。
③苦手な教科を、あきらめずに挽回した
1学期に「3」だった教科で、中間・期末と続けて高得点を取り、評価が「5」に上がった例もありました。苦手な教科でもあきらめずにやり続けた結果だと思います。
④1学期の評価が低めだったが、結果で見直された
本来の力より評価が低めだった子が、2学期のテストでしっかり結果を出し、評価が適正に見直された例もあります。
⑤5教科だけでなく、実技4教科も底上げした
5教科に意識が向きがちですが、実技4教科にもコツコツ取り組んだ子が、トータルで内申を伸ばしていました。逆に、5教科が1つ上がったのに実技が1つ下がり、差し引きゼロになったケースも。提出物や授業での取り組みも含めて、9教科全体を見渡すことが大切です。
なお、内申点は定期テストの点数だけで決まるものではありません。実技4教科も含め、教科ごとの評価や学校での取り組みも大切です。
5教科だけでなく、9教科全体を見渡して、今できることを考えていきたいですね。
■ 現状維持・下がった子に見られた「つまずきのサイン」
ここは、少しドキッとされる保護者様もいらっしゃるかもしれません。ですが、お子さんを責めるためではなく、ご家庭で早めに気づいてあげるためのヒントとして読んでいただければと思います。
【現状維持の30名に多かったこと】

- 中間テストで思うように点が伸びず、受験生としての勉強に本腰が入りきらなかった(オール3前後に多い傾向)
- 通塾が長く、学習のペースがマンネリ化し、目標を見失いがちだった
- すでに評価が高く(オール5に近い)、伸ばせる余地が限られていた
- 志望校がまだはっきりせず、「言われたからやる」にとどまっていた
【下がった24名に多かったこと】

- 1学期に頑張って上げた評価を、2学期に同じ努力量で続けられなかった
- 目的が見えないまま「仕方なく」勉強し、2学期に難しくなる単元に対応しきれなかった
- 習い事や予定で夏期講習に十分参加できず、学習量が足りなかった(3点以上下がる傾向がありました)
- 生活の変化や体調面など、気持ちが不安定になりやすい時期があった
こうして並べてみると、能力の差というより、「目的」と「リズム」の差もあるのかもしれないと感じました。
内申点の変化は、その子の価値を表すものではありません。
ですが、今の学習方法や生活の中で見直せることを教えてくれる、「大切なサイン」になります。
「どうしてできなかったの?」と責めるのではなく、「次は何を変えてみようか」と親子で一緒に考えること。それが、親子で受験を乗り切るいちばんの近道なのかもしれません。
■ 保護者の皆さまに、ぜひ大切にしていただきたいこと

私自身、3人の男の子を育ててきた中で、子どもの成績が気になると、つい「もっと勉強すればよかったね」「これがダメだったんじゃない?」と言ってしまうことがありました。
心配しているからこそ、つい出てしまう言葉なのですが
受験期のお子さんたちは、自分なりに不安やプレッシャーを感じながら頑張っていますよね。
そんな時期だからこそ、保護者様の一言が、子どもたちの大きな力になることがあります。
① 結果だけでなく、頑張っている過程にも目を向ける
テストの結果が思うようにいかなかったとき、本人が一番悔しい思いをしていることがあります。
そんなときは、結果だけでなく、そこまでの取り組みにも目を向けてみてはいかがでしょうか。
「頑張っていたのを知ってるよ」
「次に向けて何ができるか、お父さんとお母さんも一緒に考えるね」
そんな言葉が、お子さんの安心につながることがきっとあると思います。
お子さんにとって「安心感」は、今後勉強と向きあう上でも、とっても大事なベースではないでしょうか。
② 家族が応援していることを伝える

受験は、お子さんにとって大きな挑戦です。
勉強のこと、志望校のこと、将来のこと。いろいろな思いを抱えているこの時期だからこそ、ご家族が関心を持って応援していることを、言葉や態度で伝えてあげてください。
そしてもう一つ大切なのが、ご家族がどっしりと構えて、家の中が穏やかであることです。
お子さんにとって家が「ほっとできる場所」であれば、安心して勉強に打ち込むことができます。
お子さんに受験についてのアドバイスができなくても大丈夫。
話を聞くこと、がんばりを認めること。 それも、立派な応援だと私は思います。
③ 「どんな高校生活を送りたい?」と話してみる

「勉強しなさい」と言われて、勉強する。
それだけでは、なかなかやる気は続かないものです。
それどころか、「勉強しろって言われたから、やる気がなくなった!」と、お子さんに反発されてしまうこともありますよね。(我が家がそうでした…💦)
そんなときは、言葉がけの視点を変えてみるのはいかがでしょうか?
「高校に入ったら、やってみたいことはある?」
「部活は何をしたい?」
こうした会話を通して、お子さんが思い描いている未来を、一緒に考えてみるのもいいと思います。
目標は、最初からはっきり決まっていなくても大丈夫。
親子で話すうちに、少しずつ見えてくることもありますよね!
もちろん、ご家庭によって状況はさまざまですので
お子さんの気持ちを聞きながら、できることから始めてみるのはいかがでしょうか。
■ 山根先生が伝えたかった、もう一つの「現実」

実はこのデータをまとめた山根先生は、「66%が上がった!」と喜ぶだけではなく、保護者様に、現実もきちんとお伝えしたいと考えていました。
中学校が高校に提出する「仮内申」は、学校によって時期は異なりますが、11月頃に決まります。そして実質的には、1学期の成績と2学期中間テストの結果で、ほぼベースが決まってしまうのだそうです。
だからこそ、「中間が思うようにいかなかったけれど、期末で一気に何点も上げたい」ということは、決してやさしい道ではありません。
2学期で+4点以上の大幅な上昇を実現した子は、全体の約5%ほどです。
しかもその子たちは、中間・期末で5教科450点以上や学年トップクラスという、突出した結果を出していました。
私立高校の推薦や併願優遇を考える場合、基準に1点でも届かなければ制度を利用できないこともあります。そのため「期末で何とかなるだろう」と待つのは、とてもリスクが高いのです。

では、「もう手遅れ」なのでしょうか。
いいえ、フレンズアップは「だから諦めてください」とは決して言いません。
どうしても行きたい高校があり、残されたわずかな可能性にすべてを懸けたい。そんな覚悟を決めた生徒を、とことん応援し、最後まで一緒に戦い抜く。
これが山根代表の想いであり、私がいつも「フレンズアップらしいな」と感じるところなのです。
■ 期末テストに向けて、フレンズアップがしていること

期末テストに向けた土台作りと準備は、すでに十分に進めています。
【 対策メニュー表 】
数学・理科は、テスト2週間前に範囲表が出た段階で、「これから2週間、どのページをどう進めればいいのか」を一人ひとりにまとめてお渡しします。
「何をしていいかわからない」という状態には、させません。
【 個別授業の追加受講 】
不安な教科を押し上げたい子向けです(別途費用にて承ります)。
【 個別課題の追加 】
学校の提出物をやり切ったうえで、さらに上を目指す子向けの追加課題です。
内申点が確定する、最後の定期テストです。後悔の残らないよう、私たちも全力でサポートいたします!
■ 特に中2生の保護者様へ

今回のデータからわかったのは、2学期の結果は、その前の「夏」と「1学期」の過ごし方とつながっているということです。
中2の今の時期は、受験学年を前に、学習内容が一段と難しくなります。
今から「わからないところをそのままにしない」「自分で机に向かう」習慣をつくっておくことが、来年の2学期につながります。
「早めに相談してみたい」と思われた方は、ぜひお気軽にご連絡ください。
【生徒募集のお知らせ】

フレンズアップでは、現在、新規生徒の受付を行っております。
高等学校3年生・中学3年生の受験学年は、募集を締め切らせていただいております。
現在の空き状況
- 中学3年生:満席となっております(※オンラインでの対応、受験しない中3生の受け入れは可能です)
- 中学2年生:【残りわずか】お問合せください
- 中学1年生:空きがあります
- 小学校6年生:空きがあります
- 小学校5年生:空きがあります
- 高校1・2年生:空きがあります
※少人数制のため、定員に達し次第締め切らせていただきます。
ご入会や学習に関するご相談は、「お問い合わせフォーム」より承っております。
※最近、メールが迷惑メールに入ってしまうトラブルがございます。お問い合わせ後、返信が届かない場合は、お電話をいただけますと幸いです。
今回のデータが、数字に振り回されるためではなく、これからの時間を大切に使うためのヒントになればうれしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
フレンズアップ事務 鷲尾
前回のブログもぜひご覧ください!
「成績を上げることがゴールじゃない」その先にある、子どもたちの未来とは?【YouTube第125回】


